高校のテニス部の先輩 (10期ぐらい上の方です)が、胃がんで亡くなられました。
今年の春から、「腰が痛い」とテニスはお休みされていたそうで、突然の訃報に仲のよかった方々は愕然とされたそうです。 私は年に1回、OB会でお会いして挨拶するぐらいでしたが、気さくに声をかけていたてうれしかった思い出があります。
告別式では、家族の写真とテニスの思い出の品が各所に飾られ、棺には高校時代のウッドのラケットが一緒に収められたそうです。
人それぞれ、いろんな終わり方がありますが、大好きな人たちに囲まれて、大切なテニスラケットと一緒にお別れができるのも、あの方らしいな、と思いました。
もう会えないのはさみしいけど、いつまでも私たちの心の中にやさしい笑顔の先輩はいらっしゃるし、先輩との思い出を大切にしたいと思います。